お財布と地球に優しい?省エネルギー住宅とは

公開日:2021/03/01  最終更新日:2021/03/11

省エネルギー住宅とは家庭でのエネルギーを抑えながらお得に快適に暮らせる住宅と注目されています。今回は具体的に「省エネルギー住宅とはどんな住宅なのか?」をメリット・デメリットと共に紹介していきます。これから住宅を建てようとしている方は、ぜひ参考にしてください。

省エネルギー住宅とは

省エネルギー住宅とは家で使用する消費エネルギーを抑えて快適に暮らせる住宅の事です。日本の家庭のエネルギー消費の約30%は冷暖房費と言われています。この冷暖房費を抑える事が可能なのが省エネ機能の高い省エネルギー住宅です。

省エネルギー住宅は「断熱性」「気密性」が共に高く「冬は暖かく夏は涼しく」快適に過ごす事が出来ます。断熱によって部屋の暖かい空気を逃がさず室温をほぼ一定に保つ事が出来るので、部屋の寒暖差も少なくトイレやお風呂も寒くありません。また「日射遮蔽」を行う事で夏は日射熱の影響を防ぐ事ができ冷房エネルギーを抑える事ができます。エアコンも効きやすく朝や夕方は風通しも良く涼しいでしょう。

省エネルギー住宅は冷暖房の使用が抑えられる事によって二酸化炭素の排出量を削減する事が出来ます。それに伴い家庭の光熱費も抑える事ができるので地球にも家計にもやさしい住宅と言えるでしょう。

また消費エネルギーを抑えるだけでなく、省エネルギー住宅は自然エネルギーを活用し太陽光発電やオール電化システムを導入する事で光熱費を大幅に削減する事が出来ます。自家発電をし、余った電気は電力会社に売電する事も出来るので無駄はなくエコエネルギーとして注目されています。

省エネルギー住宅のメリットとデメリット

省エネルギー住宅のメリット・デメリットは様々です。一般的な住宅と比較し具体的にどのような事がメリット・デメリットになるのかを紹介していきます。

■省エネルギー住宅のメリット

ヒートショックを予防できる

ヒートショックは暖かい部屋から寒い部屋などに入り急激な温度差によって血圧が変動して身体に悪影響を及ぼす症状です。省エネ住宅は断熱性や気密性が高い構造になっており外気の影響を受けにくくなっています。室内の温度は一定に保たれ温度差も少なくヒートショックを予防する事ができるでしょう。

光熱費を抑える事が出来る

省エネルギー住宅は断熱や高気密、日射遮蔽の特性を生かす事で冷暖房の使用が減ります。自然エネルギーを活用し太陽光発電やオール電化を併用する事で光熱費を一般的な住宅よりも安く抑える事が出来ます。

耐久性・遮音性に優れている

断熱、高気密の構造で建てられた省エネルギー住宅は室内の温度差も少なく結露が発生しにくくなります。結露によっておきるカビや木材の腐食を防ぐ事ができ家の耐久性を高める事ができます。また遮音性も高く外からの音を遮断できる効果もあります。

環境にやさしい

必要な生活のエネルギーは自然エネルギーを使って消費する事で二酸化炭素の排出を抑える事が出来ます。地球にやさしく温暖化対策にも繋がっていると言えるでしょう。

■省エネルギー住宅のデメリット

省エネルギー住宅にするメリットは多く良いところしかないように思えますが、デメリットがあるといえば二つ問題があります。

初期にかかる費用が高い

省エネルギー住宅にする事で将来にわたって「エコな生活を送れる」「光熱費を削減できる」と未来設計を立てていても建設や設備などのコストは通常よりも高く、初期費用は一般的住宅よりもはるかに高いと感じてしまうでしょう。

省エネルギー住宅に強い会社を見つけなければならない

省エネルギー住宅は「地域によって使用する建築素材が細かく指定されている」「性能の高い素材や専門的な工法を用いる」など、省エネルギー住宅の評価基準を満たす設計をお願いする事になります。その為省エネルギーを知り尽くした経験や技術のある会社を見つけ依頼しなければいけないといった事があります。

省エネルギー住宅を建てるためには

省エネルギー住宅を建てる時にはどのような事に気を付けたら良いのでしょうか?ここでは設計や建築を行う際大切なポイントを紹介します。

■窓に日射遮蔽を行う

夏は室内が暑く急激に部屋の温度が上昇してしまうといった事があります。部屋の温度が上昇してしまうのは窓やベランダから日光が差し込み熱がこもってしまうのが原因かも知れません。しかし日射遮蔽を行う事で日光の熱を遮る事ができます。日射光の70%は窓から入ってくると言われています。遮光カーテンや遮蔽スクリーンを取り付ける、窓に遮光フィルムを貼るという方法も有効ですが、窓ガラス自体を日射遮蔽効果の高い窓ガラスにする事で日差しを遮る効果があります。

■外気から家を守る

屋根や壁、天井裏を断熱材で貼り付ける、窓やドアは隙間なく気密性を高める事で無駄なエネルギー消費を防ぐ事が出来ます。「断熱性」「気密性」を高める構造を造り外気の影響を受けにくい家にする事で省エネ住宅として機能する家が建てられるでしょう。

補助金・減税制度を知っておく

省エネルギー住宅は国が促進されている家でもあるので補助金や減税制度などの制度も用意されています。しかし様々な要件を満たさなければ受け取る事が出来ません。各自治体によっても補助が出るのか出ないのか、補助金額やシステムも変わってくるのでホームページなどで確認しておくと良いでしょう。

 

省エネルギー住宅は断熱性・気密性に優れ一年中快適に住む事が可能な住宅です。自然エネルギーを使って自家発電もできるのでお財布にも地球にも優しい住宅といえるでしょう。省エネルギー住宅に興味のある方は参考にしてみて下さい。

おすすめ関連記事