注文住宅に設置するのがおすすめな設備について詳しく解説!

公開日:2022/07/15  最終更新日:2022/07/05


注文住宅を建てるときは間取りや外壁、屋根などさまざまな部分を一から選びます。住宅設備も同様です。そこで今回は、失敗しない設備の選び方について解説します。「住宅設備を選ぼうと思うけど、どのようなことに気を付けて決めたらよいか分からない」などの疑問に答えます。これから注文住宅を建てようと思っている人必見です。

注文住宅の設備に関する失敗例

最初に、住宅設備に関する失敗例から解説します。失敗例を知ることで、失敗する可能性がぐんと減ります。

また、自分の生活に当てはめて考えることができるのでイメージしやすくなるのです。

■オプションで機能をつけすぎた

住宅設備はいくつものオプションがあり、オプションを付けたり、グレードを上げたりすれば上げるほど機能がたくさんついてきます。しかし、よいものを見るとオプションを付けたくなるので最終的に機能が付きすぎて使いにくいということになりかねません。設備のオプションは今の生活を基準に決めていくようにしましょう。

■停電対策をしなかった

突然の停電時に対応できる設備があるか確認しておきましょう。オール電化の場合、蓄電池などがなければ使える設備がありません。設備を選ぶときは停電時の対策がされているのか、停電が起きたときはどのような対応をしたらよいのかを確認していくようにしましょう。

■食洗器を付けなかった

今まで使ってこなかったからという理由で食洗器の必要性をあまり感じない人も多くいますが、食洗器はとても便利な設備です。最初は食器を上手にいれる作業に戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば簡単です。食後の家事効率がぐんと上がり、後片付けが簡単になります。

■タンクレストイレの欠点を知らなかった

スタイリッシュに見えて掃除もしやすいタンクレストイレですが、一般的にコストがかかります。また、どこか一部が故障してしまった場合は全部丸ごと取り替えることになるので、壊れてしまった場合にも高いコストがかかってしまうのでよく考えてから選ぶようにしましょう。

■キッチンの高さを間違えた

キッチンの高さの基準は「身長÷2+5cm」と決まっています。ショールームなどでキッチンを見るときは靴をはいている場合が多いので、選ぶ際は注意しましょう。また、家の中でスリッパを履いている場合も高さの感覚が若干変わるので気を付けましょう。夫婦で慎重さがあるときはキッチンの高さとレンジフードの高さも関係します。ショールームの担当者に相談して高さを決めるようにしましょう。

注文住宅に設置するのがおすすめの設備

失敗例を踏まえたうえで設置をおすすめする設備について解説します。

必ず付けなくてはいけないわけではないので、参考にしていただければと思います。

■食洗器は深型にする

食洗器を付ける場合、浅型と深型があるようです。浅型でもお皿の点数は深型とあまり変わらない量が入るのですが、大皿やどんぶり、お鍋などが入れにくくなります。せっかく付けるので幅広く使えるほうがよいので深型をおすすめします。

■給湯器の仕様を確認する

給湯器の種類はガス給湯器とエコキュート、ハイブリット給湯器などがあるのです。どの給湯器もいくつかグレードがあり、リモコンの性能を上げると会話機能が付く場合があります。キッチンと浴室が離れていて会話がしたい場合は、リモコンのグレードを上げることもできるため参考にしてください。

■浴室換気乾燥機

設備メーカーによっては標準になっているところもありますが、だいたい換気扇が標準です。梅雨の時期や花粉の時期などは洗濯物を部屋干しすることが多くなるので換気乾燥機を付けておくと便利です。また、夏は涼風、冬は暖房の機能が付くので高齢者の方はヒートショックを防ぐこともできます。お風呂上りに乾燥ボタンを押せばカビの予防にもなるのでおすすめです。

■ガス栓をつける

冬は部屋を温めるためにエアコンやホットカーペットなどを使用します。どれも電気を使うので部屋の中が乾燥しやすくなるうえに電気代がかかります。ガス栓を付けておくとガスストーブを付けることができるので部屋が極端に乾燥することもないうえ、エアコンに比べると温まるのも早いのでおすすめです。

注文住宅の設備費用が予算オーバーした場合の対策

希望の住宅設備を取り入れていくと、当初の予定より予算がオーバーしてしまうケースが多々あります。珍しいことではないので落ち込まないで大丈夫です。まずは資金計画を見直しましょう。資金の話をするときは担当営業担当にも相談しましょう。ローンの相談やこれからかかってくる費用について相談に乗ってくれます。もしどうしても資金的に厳しいと判断した場合は、設備のグレードを下げましょう。

ここで重要なのは優先順位を決めることです。絶対に必要な機能かどうか、あったらよい機能なのかを見極めることでコスト削減につながります。

 

今回は、注文住宅の設備について解説しました。失敗例から気を付けることや、よりよい住宅にするためのおすすめの設備について紹介しました。注文住宅を検討している人はぜひ参考にしてみてください。家づくりはとても楽しい時間です。ぜひ楽しくお家づくりをして、素敵なマイホームライフを送ってください。この記事が少しでもみなさんの役に立つことを願っています。

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