注文住宅にインナーバルコニーを設置するメリット・デメリット!

公開日:2022/12/15  最終更新日:2022/10/18


これから注文住宅を考えているご家庭にとって、インナーバルコニーは魅力的ですよね。設置すると家にいながら外の空気も感じられ、お家時間が充実するイメージもふくらみます。しかし、費用もかかるので慎重に検討したい。そんな方へ今回は、注文住宅にインナーバルコニーを設置する時のメリット、デメリットや注意するポイントをお伝えします。

そもそも「インナーバルコニー」とは?

建物の一部が屋外になっている空間で、2階以上の階に設置されているのがインナーバルコニーです。通常のベランダよりも広い面積である場合が多く、外から見ると建物の中に入り込んでいるような形をしています。屋根がついているので、雨天の日にも濡れることもなく安心。洗濯物を干すランドリースペースやセカンドリビングとして活用できます。では、インナーバルコニーを設置するとどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?次から見ていきましょう。

注文住宅にインナーバルコニーを設置するメリット

インナーバルコニーを設置する理由は、ご家庭によってさまざまです。2階以上の階に設置されるので、ほかの空間とどのようにつなげるのか考えていくと活用方法も広がります。メリットを3つ挙げているため、参考になさってくださいね。

開放感がある

インナーバルコニーをリビングに隣接させると開放感のある空間が生まれます。2階にLDKを設ける場合にはセカンドリビングとして。キッチンで食材を準備した導線で、インナーバルコニーでBBQを行うとアウトドア気分も家にいながら味わえますよ。家族そろう時間やゲストを招く時間を大切にしたいご家庭にはおすすめです。

一人時間を楽しめる

インナーバルコニーは、外壁に囲まれた空間なので、プライバシー確保もできます。ひとり静かに集中して作業したいときや、テーブルを置いてひとり趣味の時間を楽しむ空間としても活用できそうですね。

庭のように使える

ご自宅でガーデニングや趣味を楽しみたいと考えていても、都心のように建物が密集している地域では難しい場合があります。新たに庭をつくれない場合に、インナーバルコニーがあるとガーデニングの空間をつくることや、外の空気を感じながら季節の移ろいを楽しめる空間にすることも可能です。スロップシンクを取り付けると、夏場はビニールプールを出して遊べますよ。家族それぞれの楽しみが広がる空間になりそうですね。

注文住宅にインナーバルコニーを設置するデメリット

インナーバルコニーを設定すると暮らしも豊かになりそうですが、デメリットについてもあわせて見ておきましょう。

コストがかかる

注文住宅でインナーバルコニーを設置する場合、建物内部に作るため上下階に配慮した設計が必要になります。そのため、通常のテラスをつくるよりも建築費や固定資産税など費用がかかる点は理解しておきましょう。

容積率の対象になる場合もある

インナーバルコニーを設置する場合、容積率の対象となる条件がいくつかあります。建物の延べ床面積にインナーバルコニーが含まれると、建物全体の配置にも影響が出る場合があります。そのため、収納を広く取りたい場合やバルコニー以外の部屋の広さを確保したい場合には気をつけましょう。必ず、建築プランを立てるときに確認しておくことをおすすめします。

インナーバルコニーを造る際に注意するべきポイント

ここからは、インナーバルコニーを設置するときに注意するべきポイントを上げます。

プライベート空間にするかパブリック空間にするかを考えておこう

たとえば、インナーバルコニーをセカンドリビングのような空間にしたい場合、プライベート空間を通るような構造にはしないでおきたいものです。なぜなら、その空間の使用者以外が出入りしづらくなるからです。また、インナーバルコニーで食事をする設計であれば、LDKから飲食物を運ぶ導線を考えておきましょう。インナーバルコニーをどのような空間にするかによって、ほかの部屋の間取りにも影響が出る場合があります。

ランドリースペースとは分けて考えよう

インナーバルコニーをセカンドリビングのように使う場合は、日常の生活感が出てしまうため、洗濯干しとは分け、別の場所にすることをおすすめします。

プライバシー確保を考えよう

インナーバルコニーを設置する場所の周辺環境はどうでしょうか?隣の建物との距離が近い場合や、人どおりの多い道路に面している場合などは、外からの視線が気にならないような配慮が必要です。外壁を高くすることや、しきりを設けるなど日当たりが悪くならない程度にバランスをみてプランニングしましょう。

インナーバルコニーの収納を考えよう

テーブルや椅子をインナーバルコニーに置いていると悪天候のときに飛ばされる心配もあります。そこで、インナーバルコニーに収納庫を設けることや、室内に収納できるスペースを確保しましょう。室内の場合は、出し入れしやすいように動線にも配慮しましょう。

まとめ

ここまで注文住宅で、インナーバルコニーを設置するときのメリット、デメリットや注意するポイントをみてきました。これから注文住宅を考えている方にとっては、プランニングの段階からインナーバルコニーを設置する目的を考えておきましょう。お家を建ててから困らないようにお家の外と内空間とのバランスをイメージしながら理想の家づくりをしましょう。

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