注文住宅の建築費用を安く抑えるためには?具体的なテクニックについて解説!

公開日:2022/10/15  最終更新日:2022/08/24


家族の理想を叶えることができる注文住宅は、多くの方にとって一生に一度かつもっとも高価な買い物ではないでしょうか。そのためここは妥協できない、これがあったほうが便利など希望を全部叶えたくなり、気づいたら想像以上に費用が膨らんでいたということになりがちです。ここではそんな注文住宅の建築費用を安く抑える方法をご紹介します。

注文住宅の建築費用の内訳

費用を抑えるテクニックの前に、最初に注文住宅の建築費用の内訳を確認しておきましょう。注文住宅の建築費用は土地の購入にまつわる費用を除くと大きくは、本体建築工事費、別途工事費(付帯工事費)、諸費用の3つに分類されます。

かかる費用の割合は本体建築工事費が約70%、別途工事費が約20%、諸費用が約10%と本体工事費がもっとも大きくなります。それでは各費用について見ていきましょう。

本体建築工事費

工事に必要な足場や電気、水道の設置といった仮設工事や、基礎工事、木工工事といった基礎・構造にまつわる工事をはじめ、外壁や屋根、塗装、窓、サイディングなどに関する外装工事、床施工や扉の取付け、クロス貼り、タイル貼りなどの内装工事といった家本体にまつわるすべての工事にかかる費用です。電線や水道管の設置、エアコンの取り付け、そのほかの住宅設備の設置工事も本体建築工事費に含まれます。

別途工事費(付帯工事費)

別途工事費には庭やフェンス、駐車場、植栽といった外構工事の費用や、水道管やガス管を敷地内に引き込む費用、古い家の解体費用や地盤調査、地盤改良の費用が含まれます。また、エアコンや照明器具、配電盤、カーテンの取り付けなどは別途工事費として計算する場合と本体工事費に含まれる場合があるので見積書で確認しましょう。

諸費用

諸費用とは建物本体や建物まわりの工事以外にかかる費用のことで、ハウスメーカーや工務店との契約にかかる費用や、不動産の取得や所有にかかる税金、住宅ローンにまつわる費用、各種保険料、地鎮祭や上棟式の費用などが該当します。

注文住宅の建築費用を安く抑えるためには?

ここでは注文住宅の建築費用を抑えるポイントをご説明します。たくさんありますが、どれも大切なポイントなので家づくりの前に押さえておきましょう。

・家族の全員の希望をリストアップし、全員の合意のもとに優先順位をつける
・延床面積がなるべく狭くなるように間取りを工夫する
・家の形をシンプルにする
・生活動線に配慮したうえで間取りをシンプルにする
・光量不足や換気に注意したうえで窓を減らす
・本当に必要か吟味してドアの数を減らす
・水回りの設備を一つのエリアにまとめる
・実際に使用する状況をよく考慮して設備のグレードを検討する
・後付できる設備は一旦保留にする
・備品や設備の一部を施主自身が調達する
・ランニングコスト削減のために太陽光発電の導入を検討する
・建築要員が必要以上に増えないように余裕を持ったスケジュールを設定する
・なるべく3社以上の相見積もりを取る

あらためて見ると建築費用を抑えるポイントはこんなにたくさんあります。当然ながらハウスメーカーや工務店のスタッフのほうが詳しい知識を持っているので、相談しながら設計を進めていくことになりますが、任せっきりにならず施主側でも家族会議を行い、しっかりとシミュレーションしておくことが大切だといえるでしょう。

注文住宅の建築費用を抑える際に注意するべきポイント

建築費用を抑えるにあたっては、前提として家づくりにおいて優先すべきことが家族間で合意されていることと無理のない予算が組まれていることが重要ですが、そのほかにも注意すべきポイントがあります。

建築費用にばかり目が行きがちですが、建築費用を削減できたとしても住み始めてから毎月発生する維持費が高くなるようでは、上手なコストカットとはいえません。断熱材やサッシの構造など、光熱費に直結するような部分は慎重に選びましょう。

また、家の修理やメンテナンスにかかる費用にも注意が必要です。設備を選ぶ際はなるべくメンテナンスにあたって業者を呼ばないといけなかったり、パーツ交換の頻度やパーツ代金が高くついたりするものをなるべく外すほうがコストダウンにつながるでしょう。安価な建材を選んだばかりに劣化が早く修理代がかさむということも考えられます。

もう一つのポイントは無理な値引き交渉はしないということです。値引き交渉自体はハウスメーカーや工務店も想定内だと思われますが、利益も追求しないといけないので一定のラインはあります。無理な交渉を続けることは、家づくりという一大事業や完成後の定期点検でもお世話になるパートナーとの信頼関係を損ねるということは容易に想像ができます。

また、現実的には材料費を抑えることでコストダウンすることになるので、値引きだけにたよらず予算に見合ったよりよい家づくりについて建設的に話し合うことのほうが大切だといえるでしょう。

まとめ

家族の思いが詰まった注文住宅を建てることと建築費用を安く抑えることは、なかなか両立が難しいものです。ここで紹介したポイントを取り入れて上手に費用削減することで、理想に対して妥協しすぎることなく家族にとってベストな家を建てましょう。

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