注文住宅に和室は必要?和室の用途を考えて後悔しない選択を!

公開日:2021/06/15  最終更新日:2021/03/26

夢の注文住宅で家を建てる方!「あんな家にしたい。」「こんな間取りにしたい。」などそれぞれの理想を持たれていると思います。一方で「どんな間取りがベストなのか?」「具体的にどんな家にすればよいか分からない。」など不安もあることでしょう。そんな不安のひとつである「和室は必要なの?」ということについて紹介します。

和室のないタイプのマンションや戸建て住宅が増えている

古くから日本人に親しまれている「和室」は千数百年の歴史があります。この和室が、最近は減少傾向にあるのです。新築マンションや建売の一戸建ての物件を見ても、和室のない間取りの物件が多く見られます。

なぜ和室は減ってきているのでしょうか?ひとつは、日本人の生活様式の変化したことによる影響があります。床の上で座って、食事をして、布団をひいて寝るような日本独自の生活習慣は減ってきています。

また和室は、様々な用途に使用できるので、大人数で生活するのに向いているのですが、近年の核家族化、少子化の影響で和室の需要が減ったことも挙げられます。また都市部でマンションや一戸建てを建てる場合、コスト高になるという理由から広い土地に家を建てることが出来ません。限られたスペースでの間取りを考えた場合、和室をもうける余裕がないというケースも多いのではないでしょうか。

和室はランニングコストもかかる

本格的な和室をつくるとなると洋室をつくるよりもコストが掛かります。土壁にして、柱に使う木材にもこだわり、畳も本格的なものにするなど、こだわりが強ければ強いほどコスト増になります。

また、和室はランニングコストも掛かってしまうとうデメリットもあります。和室を構成する畳やふすま、障子、土壁などの素材はどれもフローリングなどの一般的なクロスと比較して傷みやすく、また汚れやすいです。特に子供が遊んだ時に障子やふすまを破ってしまうのは、よくあることですね。

ちなみに畳1枚の相場は約8,000円~20,000円で、6畳すべて取り替えるとなると50,000~120,000円ほどかかります。また畳はフローリングと比べてへこみやすく、ソファやベッドなど重量のある家具を置くと跡がつきやすいのもデメリットでしょう。

和室にもさまざまな魅力がある

和室の需要減、デメリットを紹介しました。その一方で、洋風なつくりの家が多いなか、床に座ったり寝転んだりできる「和室」に根強い人気があるのも事実です。また最近は「和モダンな家」の注文住宅も増えてきております。やはり家に和室があると落ち着くという人は多いようです。和室にはフローリングの床にはない、和室ならではのメリットと用途がありますのでご紹介します。

育児スペースや子供の遊び場として
フローリングと比べて畳は柔らかく、転がったり走り回ったりする子供の遊び場としては最適です。特にリビングの横を和室にすると、畳のうえで遊ぶ子供を見守りながら家事をすることも出来ます。オムツの交換をするときにも役立ちますし、ハイハイの練習にも適しているのではないでしょうか。

昼寝のスペースとして
大人であっても、疲れた時にちょっとだけ横になったり、昼寝したいものですよね。そんな時にリビングとつながった和室があれば気軽に寝ることができます。い草の香りに包まれて寝るのも和室ならではの醍醐味でしょう。

座ってすることの多い家事をする時
洗濯物をたたんだり、アイロンをかけたり、裁縫をしたりなどのちょっとした座り仕事をするときに和室があれば便利です。

ゲストの宿泊スペースとして

来客があった場合、和室があればすぐに布団をひいて対応が可能です。客間を作る余裕がなくてもゲストに泊まってもらえます。

仏間として
仏壇を持たれている家庭は、和室に構えると和のイメージで統一することができます。

ワーキングスペースとして
新型コロナウイルス騒動以降、自宅で仕事をする人が増えています。自宅にワークスペースがない人でも、パソコンや机を置けば、少しリラックスして仕事に取り掛かれるワーキングスペースになります。収納スペースがあれば、書籍や資料を置いて書籍にすることも出来ます。

このように和室ならではのメリットと用途がたくさんあります。どのような年代であっても、和室のもつ日本の伝統的な落ち着いた雰囲気には心惹かれるものがあるはずです。生活スタイルが洋風化しているなか和室がもつ暖かくて落ち着いた雰囲気、畳ならではの味わいが、今なお根強い人気があるのも納得できます。

 

憧れの注文住宅で家を建てる場合に「和室はいるの?」ということでお悩みになる人は多いと思います。こちらでは、メリットだけでなくデメリットも合わせてご紹介しました。日本の伝統的な落ち着きを演出する「和室」。需要が減ってきていますが、いまだに根強い人気もあります。あなたの家には「和室」が必要なのか、必要ないのか。メリット・デメリット、そして用途もしっかりと考慮した上で、後悔しない選択をしましょう。

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